成果を上げる簡単な習慣(4)
ネタバレをします(笑)
ここまでお話したことは、この本に全部書いてあります。
この本を実践してみた、
私の事例をお話しますね。
本の中には80歳のおばあさんが
いくらレッスンに通っても弾けなかったピアノが
「自分の成長を認める」と、たったの一週間後、
弾けるようになる事例が載っています。
同じように、私も「自分の小さい成長を認める」ということをやってみました。
ダメ出ししかしていなかった脳みそが、
違う引き出しを検索し始めたわけです。
すると、「私の人生、失敗と惨敗ばかり」と思い込んでいたのに
「そういえば、称賛をあびた場面があった」ことを思い出し始めたのです。
中には、つい数週間前の出来事もありました。
友達の活躍と自分を見比べては、
大した成果ではないと、忘れ去ってしまっていたことが思い出されてきたのです。
90点の成果であっても
失った10点の方にだけ注目し、
脳の「失敗&惨敗フォルダ」に分類して
すっかり忘れ去っていた。
ひどいよ、自分・・・(笑)
「そういえば、あの時はうまくいったなあ、なんでだろう」
上手くいったときの状況を思い出していきます。
不安や恐怖から解き放たれるにつれて、
「あれ?できるじゃないか自分」という感覚がうまれてきます。
すると「できる自分」の検索がさらに進んでいきます。
徐々に「やっぱり私できる」という想いが確信になっていく。
その証拠が次々と記憶から掘り起こされていくと、
「できるに決まってる」という確信に変わります。
気がつけば、
「できる・できない」と気に病む習慣がなくなっていました。
「できるに決まってる」わけなので
「できないかも」という予測をしなくなったわけです。
それって、「私はすでに自転車に乗れるんだ」
ということを確信しているのと同じ感じです。
結果として転んでしまう場合もあるけれど、
転ぶかもしれないという不安に駆られるようなことはない。
だって10000時間も練習してきたんですからね。
私の心境の変化は、
この本が発売されてたったの数か月でのことです。
Kindle版は随分お買い得のようです。