本当に癒される音
カルテット・ペピモン2枚目のCD「バッハ・ボッサ・ビーチ」=通称BBB バッハの曲をギターとフルートで、ボサノバ調にアレンジしています。
CD制作時「冒頭に波の音を入れたいなあ」と思っていました。
当時、どうやったらそれができるのか、想像することもできず
妄想で終わってしまったのですが、
先日のコンサート後半で演奏した「G線上のアリア」で
それをついに実現することができました。
しかも、生演奏で。
コンサート数週間前の、ある日のこと・・・
瞑想のピアニスト、ウォン・ウィンツァンさんのラジオ番組
「ウォンとはるかのムーントークカフェ」を聴いていましたら、
ジョー奥田さんという自然録音家のインタビューがありました。
ラジオで紹介された、ジョーさんの録音を聴いた瞬間、
頭の中心が、歓びに満たされていくのを感じました。
私たち職業音楽家は、
音楽を左脳に聴く習慣があるので
音楽を聴くと逆に疲れてしまう場合もあります。
しかし、ジョーさんの音は包むように
その場に存在している感覚になります。
自然そのもののエネルギーが溢れていて
私はすぐ虜になってしまいました。
コンサートで使用するため、
許諾について問い合わせたところ
ジョーさんご本人からメッセージを頂き
コンサートでの使用を快諾して下さったのです。
今回フルート5重奏とピアノという編成を新たに書き、
屋久島サウンドとコラボすることができました!
いや~~最高に気持ちよかったです。
ジョー奥田さん、
一緒に演奏して下さったエンジェルブレスさんに
心から感謝です。