いい加減に
自戒を込めて。
心の中で、叫んでる。
私を認めて!
私はすごいんだから。
私、こんなに出来るんだから。
私、頑張っているんだから。
見て!私のこと。
見て、見て!
虫が明るい所に向かって飛ぶように、
自分がチヤホヤされる場所へ、場所へと
引き寄せられて行って、
でもいくらチヤホヤされても
足りない気がして
さらに足し算を続けようとする。
いったいいつまで、
「輝いてる私」「素敵な私」を探して
「あの人よりも幸せな私」を目指して
『今』をないがしろにし続けるのだろう。
もっと、賞賛が欲しい。
もっとお金が欲しい。
もっと時間が欲しい。
それさえあれば、幸せになれる・・・
自分が自分にダメ出しし続けているから
何をどれだけやっても満足できない。
本当はもう、十分なのに。
こんなじゃ、将来心配。とか、
もっと活躍しないと、とか
もっと素敵な場所へ行かなくちゃとか
もっと素敵な時間を過ごしたいとか・・・
「欲しい」と考えたとき、潜在意識は
「欲しい=今は、ない」と解釈し
「ない」現実を作っている。
自分自身が、自分を認めない限り、
外に栄光を求め続ける限り、
永遠に、自分探しの旅は終わらない。
自分が、
自分を「素晴らしい」と心から認めたその時に
何にもない、あるがままの自分を
愛おしく、大切だと思ったその時
もう、すでに満たされていることに気がつき
もうすでに、持っているものに気づき
「そっか。これが幸せなんだ」
って、分かったら
もう、生きている自分以外、
何もいらなくなるから。