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アイツを超えなければならない?


国立駅近くの洋食屋さんで、昔ながらのプリン

~交響曲第1番 (ブラームス) 作曲の経緯~

ブラームスはベートーヴェンを尊敬しており、自らが交響曲を書こうと思っていてもベートーヴェンを超えるほどのものでなくてはならないと考えていた。このため、ブラームスは推敲に推敲を重ね、最初の交響曲の完成までに20年を要した。もっとも、20年間ずっと推敲を重ねていたのではなく、何度も一から書き直すような過程があったと考えられる。

(中略)ベートーヴェンを継承する交響曲を待望するこのような聴衆の存在が、交響曲を完璧に仕上げなければならないという使命感をブラームスに負わせ、ブラームスもそれに誠実に応えたため、このような時間を要する結果となったのである。 (Wikipediaより転載)

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演奏していると、随所にベートーヴェンを思わせる箇所が出てきます。

彼(ブラームスさん)にとって、それはどういうことだっただろう?

「逆立ちしたって、あれ以上素晴らしいものなんてどうしても書けない・・・」

もし、20年間もそうやって苦悩していたのだったとしたら、なんて馬鹿げたこと。

そりゃ、ベートーヴェンは偉大でした。

でもブラームスさんが、自分とベートーヴェンを比較することは馬鹿げている。

もしも彼が、ベートーヴェンになれない、と凹んでいたとしても

もしも評論家が「ベートーヴェンのパクリだよね」と皮肉ったとしても

この曲のそこにも、ここにも、どこもかしこも、

隠しきれないブラームスさんらしさが溢れかえっているではありませんか。

何百年経った今もなお愛されている。

それはブラームスさんが、あまりにも素敵だからです。

あなたではない誰かと、あなたを比較することは意味が無い。

昨日までを生きてきた自分が素晴らしい。

そして今日もまた生きている自分は昨日よりももっと素晴らしい。

明日の朝、目が覚めた時、今日の自分を超えたあなたがいる。

誰にもマネできない、あなたらしさが素晴らしい。

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